2019年度
医療産業イノベーションフォーラム
テーマ:「いのち」と「くらし」産業の再定義 日本の役割
2019年11月 ~ 2020年3月 18時00分~20時30分
(回によって終了時間が20:45の場合あり。終了後、希望者による懇親会を開催)
鉄門記念講堂(東京大学医学部教育研究棟14F)
懇親会会場:カポ・ペリカーノ(同棟13F)
- 学部生及び大学院生(東京大学および他大学の学生)
- 一般社団法人医療産業イノベーション機構会員
- 医療専門職、医療産業にかかわる社会人
- 学生 全8回:無料 ※社会人学生の方は、一般でのお申込みをお願いいたします。
- 一般 全8回:50,000円
- 医療産業イノベーション機構会員 全8回:35,000円 ※別途年会費12,000円
自らの生命・生活の質の向上を目指して科学技術に膨大な投資を続けてきた結果、我々は今まで経験したことが無い破壊的イノベーションを手にし、世界中の秩序を次から次へと破壊した。その後には想定外の新秩序が構築されようとしている。世界の幾つかの国々は、強力なリーダーシップのもと、巧みにこのイノベーションの波に乗じて国のVersion Upを成し遂げて勝ち組となる。一方、日本の様な完熟長寿社会では既存勢力・既存秩序の力は極めて頑強で、破壊的イノベーションさえ跳ね返し、あるいは消極的な「鎖国状態」となって現状維持を守り切る。日本においてイノベーションのパブリックアクセプタンスが低いのは至極当然であり、イノベーションの社会実装には限界がある。医療産業をはじめとする生命・生活産業はイノベーションの粋を集めた産業でどこの国でも簡単にできるわけではないとはいえ、日本が世界の戦略拠点としてどのような貢献ができるか、厳しく問われるところである。
日本は世界に先駆けて豊かな経済と長寿社会に到達したが、人々は長寿と経済の上に更に何を求めるか。病気の治療としての医療の枠を超え視野を広げて、「健康」や「幸福」を再定義し、産業として社会に提供すべき「いのち」と「くらし」とは何か、我々は改めて考えてみたい。
一般社団法人 医療産業イノベーション機構 事務局
電話:03-5842-3363
プログラム
三宅 邦明
株式会社ディー・エヌ・エー
Chief Medical Officer(CMO)
DeSCヘルスケア株式会社
代表取締役社長
遠山 仁啓
アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 パブリックセクター 技術本部
ヘルスケア市場担当 シニア ソリューション アーキテクト
野村 将揮(パネルのみ)
Aillis Inc. 執行役員 Chief Creative Officer、
大阪府「万博のインパクトを活かした大阪の将来に向けたビジョンWG」有識者委員
宮田 裕章
慶應義塾大学医学部
医療政策・管理学教室 教授
田上 佑輔
医療法人社団やまと
理事長
高梨 健
株式会社新日本科学
代表取締役副社長COO
野村 広之進
みずほ証券株式会社 エクイティ調査部
シニアアナリスト
高宮 慎一
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー
寺内 淳
一般社団法人日本マイクロバイオームコンソーシアム 運営委員長
本田 賢也
慶應義塾大学医学部
微生物学免疫学教室 教授
福田 真嗣
株式会社メタジェン
代表取締役CEO
小坂 雅人
東京海上日動火災保険株式会社
個人商品業務部 ヘルスケア分野専門部長
久米 康樹
SOMPOホールディングス株式会社
シニアマーケット事業部長
加藤 大策
明治安田総合研究所
取締役執行役員
ヘルスケア・デジタル研究部長
神田 裕二(パネルのみ)
社会保険診療報酬支払基金
理事長
西原 基夫
日本電気株式会社
取締役 執行役員常務 兼 CTO
藤川 修
日本電気株式会社
執行役員
中野 壮陛
公益財団法人医療機器センター
専務理事
藤原 康弘
独立行政法人医薬品医療機器総合機構
(PMDA)理事長
福永 浩司
東北大学大学院薬学研究科
薬理学分野 教授
辻川 和丈
大阪大学大学院薬学研究科
細胞生理学分野 教授
附属化合物ライブラリー・スクリーニングセンター長、附属創薬センター 造展開ユニット長
萩原 正敏
京都大学大学院医学研究科
形態形成機構学教室 教授
大澤 裕樹
株式会社RDサポート 代表取締役
株式会社アイメックRD 代表取締役社長
株式会社ヘルスケアシステムズ 取締役
一般社団法人ウェルネスフード推進協会
常任理事
丹羽 真清
デザイナーフーズ株式会社 創業者
現顧問
木村 毅
味の素株式会社 アドバイザー、日本食品添加物協会会長、日本食品衛生協会副会長、健康食品産業協議会理事(前会長)APEC PPFS(食糧安全保障に関する政策パトナーシップ)WG3議長、International Life Sciences Institute(ILSI)評議員 (前共同議長)、米国モネル化学感覚研究所国際アドバイザー